短い記事です。
気軽にお目通しいただけると嬉しいです。
わたしは妊娠した頃から意識しようと気を付けていることがありました。
その一つを書きます。
『子育ては全力で頑張るけれど、人生すべてを子供に注がないこと』
少々矛盾しそうな内容ですが、気を付けたいと考えていました。
そもそもわたしは1人の人生を増やすという妊娠・出産にとても緊張感を持っていました。
それでも踏み切った理由として、結婚に人生の幸せを見出したからです。
わたし自身、自分の人生はなんのために始まってしまったのか…、とても悩んだ時期があります。
人生始まってしまえば、なんのためにだなんて考えても答えは出ない話ですね。
もちろん自分なりの答えを見出すことはできるかもしれませんが。
深く考えてしまうと、自分の想いで子の人生をつくり出したことに一生罪悪感がつきまといそうな話に聞こえてきますね。
でもよくよく考えてみると、子の人生が生まれたきっかけは親だとしても、人生をどう進めるかは子の選択の繰り返しになってくるんですよね。
子が自立するまでのサポートは親の義務になると思います。
自立といっても経済的・精神的な要素に分かれますし、どの程度からが自立に当たるのかも曖昧な話になりますね。
そういった曖昧な部分も含めて、子の人生は子の選択が導いてくれるのかな、と考えます。
子の気質・体質・性格・能力、すべてを親が決めることはできませんし、背負うこともできません。
〇親が子を思いやる気持ち
〇親としての義務
〇子自身の人生への意識
これらの境界線は曖昧で、正しい線引きは難しいと思います。
正解の無い人生において、これらのバランスを試行錯誤することが各親子の人生の一部になると考えます。
子の人生は子のものであることから、子が自立する上で親として気を付けたいと思ったことがあります。
『子離れできる親になりたい』
全力で子に愛情を注ぎたいがゆえに、子に依存した人生にしてしまうことに不安を感じました。
そのために心掛けていることを少し書きだしてみます。
●夫と仲良くする(信頼関係を築く)
●趣味を見つける
●将来への展望を想像する
●友達付き合いを大切にする
●自分の劣等感と向き合う(子と自分を勝手に重ねたりしないように)
どれもなにげなく行えるものだと思います。
わたしはたまたま改まって意識するきっかけがあっただけです。
でも苦しかったり迷ってしまったとき、少し自分の考え方を意識すると自信や意欲に繋がると感じます。
わたしの考え方にはなりますが、参考になる部分があれば嬉しいです。