短い記事です。
気軽にお目通しいただけると嬉しいです。
子が赤ちゃんの頃から自分なりに意識していることがあります。
個人的に大切だと感じてることなので、書いてみます。
あくまで個人的な考え・方法論であることをご了承ください。
赤ちゃんの意思表示はまず泣くことですよね。
泣いた赤ちゃんに何が必要か探り探り覚えていきます。
お腹が空いたのか、オムツを替えてほしいのか、抱っこしてほしいのか…など。
少しずつ言葉を覚え始めますが、しばらく言葉の扱いは拙いです。
言葉を覚えてくると会話もうまくいくような気がしますが内容によります。
自分の気持ちや考えが頭の中で整えることはとても難しいことと思います。
大人だって自分の本音を見失うこともあると思います。
それでもわたしが母として心掛けていることは、癇癪を起こしても泣いてもひとまずどんな気持ちなのか質問するようにしてます。
もちろんスムーズな返答はもらえません。
子が言葉に詰まるようなら、自分なりに状況や子の傾向を考慮し、例をあげて尋ねてみます。
たとえば泣いてしまった場合、まず「悲しいの?」と質問します。
首を横に振られることもあります。
「悔しかったの?」と尋ねて頷くこともあります。
感情を尋ねた後、その理由を探ることもありますし、ただ泣きたいのね…と共感し抱きしめたりします。
その後、ダメだったことなどがあれば具体的に説明します。
まだ理解は難しい年齢であろう頃から、全ては理解できなくても聞いてほしくて説明を続けました。
こちらからするとなんでやねん!?て思うような場合にも、まずは感情を尋ねることを続けました。
それから具体的に説明したり、子が話せるようになればヒントをもらったりしながら解決策を探しました。
子ども自身、自分の感情についても考えについてもわからない状態が多いと思います。
理由のわからない泣きに対して、理由の解明は絶対に必要なわけではありません。
ただ、泣く理由が何かしらあるのだろうという事実については考慮したいと考えます。
意味なく泣いてるから仕方ない…
そう考えると気疲れが増す気がします。
泣いている意味はわからないけれど、何か泣きたい理由があるんだろうな〜、と想像することによって少し寛容になれる気がします。
わからないことがあるのは仕方ないと思います。
でも想像で補ってみたり、わからないままでも理由はあるのだとわかれば親身な気持ちがわきます。
ここで気をつけるべポイントは
『想像した内容を押し付けないこと・決めつけないこと』
ただ、どんな感情にも原動力があるという事実を受け止めたいと考えます。
もちろん自分自身に余裕が無いときは、理不尽に怒ってしまうこともあります。
そういうときは冷静さを取り戻した後にすぐに謝るようにしてます。
気持ちは複雑なもので取り扱いが難しいです。
だからこそ、慎重に大切に取り扱いたいと思います。
子に対してはもちろん子ども扱いしますが、個の人間としての性質は大人も子どもも同じなんだろうなぁとしみじみ思います。
子ども扱いしつつ、人間としての個を尊重しつつ、親子で一緒に成長して生きていきたいと思います。